こどもと一緒に過ごす日々

こどもと父親のたわむれ 絵本とこどもとの遊びを中心に書いていきます

「絵本のよろこび」から絵本を学ぶ

こどものとも」創刊者

今日は松居直さんの「絵本のよろこび」という本についてです。

福音館書店から発行されているペーパーバックの月刊絵本「こどものとも

今は書店で買っていますが、以前は保育園をとおして購入していました。

その「こどものとも」の創刊者が松居直さんです。

長新太さんや、かこさとしさんを
絵本作家として見いだされたという話を聞いて
とても興味をもって読みました。

絵本のよろこび

絵本のよろこび

絵本の読み方

「絵本を読むには、文と絵という二つの言葉を読むことが必須です。
文だけでを読んで絵は見る程度では、絵本の半分を読んだことにはなりません」

こどもがよく字が読めない時からじっと絵本を読んでいましたが、
あれは絵を読んで物語の内容をしっかりと読んでいたんだなと、
妙に納得しました。

こどもは絵を読んでから、親に文も読んでもらうことにより、
絵本のすみずみまで読んでいるのですね。

絵本体験

こどもが生まれるまで、
書店などでも絵本に目を向けることもなく、
自分には関係のないものだと思っていました。
ただ、こどもに絵本を読むようになって、
この絵本はこどもの頃に読んでもらったことがあるということを、
強く思い出すことがあります。
先日も図書館で「ちびくろさんぼ」を見たときに、
読んでもらった祖母宅の景色が思い出されました。

「絵本のよろこび」のあとがきに次のことが書かれています。

「あなたのなかに隠れひそんでいる子どもを、できるだけ鮮明に思い出してください。
それが子どもを見るときの大切な手がかりになります」

自分の中の子ども部分を忘れずに、これからもこどもと接していければと思います。