子育てにおける自分の尺度について
こどもを叱ってしまった後、自分に嫌悪感を感じることがあります。
本当は叱る必要はなかったんじゃないか、
と思い返します。
こどもを叱るときには2つあって、
他の人に迷惑が掛かると思ったときや兄弟にやさしくできなかったときなど、
そして、こどもがぐずったり、何度も言っても話を聞いてくれないときなど。
後者は、叱ることに親の怒りの感情も入っている場合が多いので、
自分自身でも反省するべきということがはっきりしています。
感情的になってはダメだと。
悩むのは前者の場合。
外出先などで危ないから~しちゃだめだよ、先回りして注意してしまうことがあるけれど、
こどものせっかくの好奇心をそいでいる可能性もあるわけで。
少しずつ大きくなっていき社会で生きていく中で、
親としては当然わかって欲しいと思うことはあるけれど、
本当に今注意すべきだったのかなと思うところはあります。
こどもを注意したり叱ったりするときには、
親の考え方のものさしがベースになって、
親のものさしから外れることについて注意をしています。
おそらく子育て全般についても同じことがいえて、
親が自分の尺度に照らして、
こうした方が良いのではないか、このこのためになるのではないかと考えていると思います。
当然ブレすぎるのは良くないですし、
言うべきことは言うべきだと思いますが、
親のものさしが間違っていることも、こどもの可能性に比べて小さいこともあることは踏まえていたいと思います。